夕雅から車で約30分、近鉄鵜方駅より御座方面行きのバスで大王崎灯台下車徒歩20分 。
「志摩のあじさい寺」と呼ばれ、境内に1,500株ものあじさいが咲き誇る「法雨山 大慈寺」をご紹介します。
多くの画家たちに「絵かきの町」とでぃて愛された海辺の町「大王崎」の近くに佇み、
6月初旬のあじさいの季節には、遠方からも沢山の人が訪れる穴場スポットです。
駐車場に車を止め「大慈寺」へと向かいます。
道沿いの斜面を、色とりどりのあじさいが一面を彩る景観は圧巻です。
大慈寺が佇む「波切」は、明治から昭和のはじめ、高い技術を持つ石工の町として
日本全国で有名になった「波切の石工」が生まれた土地です。
お寺を囲む石垣も、波切の石工の祖「林 与吉」が1860年に積み上げたものです。
この土地の歴史を感じながら、境内へと進みます。
きれいに整備された庭園には、あじさいが咲き乱れ
木目の寺院やお地蔵さまとのコントラストが、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
庭園には、あじさいの他アガパンサスなどさまざまな花を楽しめます。
大慈寺の周辺も美しい地域ですので、ぜひカメラを片手に散歩へ出かけてみてください。